北岳 No4 [雨の中の下山]
下山です
朝から雨が降って登山口まで雨の中を歩きました^^;
北岳山荘 4時30頃~北岳山頂~肩ノ小屋~分岐~右俣コース~二俣~分岐~広河原 12時頃です
八本歯が通行止めで結局 ピストンです
キタダケソウ
キタダケソウは、南アルプス北岳の高山帯に特産する多年草です。高さは10~20センチ。花は6月~7月に茎の先に2センチ程の白い花を1個つけます。花期も早いことから雪解けのお花畑で最初に花盛りを迎えます。
キタダケソウは、昭和6年に清水基夫氏らが、北岳山頂直下で発見し、その後昭和9年に中井、原両博士は清水氏が採集した標本に対して新種のキタダケソウとして命名しました。
発見の歴史は浅いものの、南アルプスの北岳の限られた場所にしか生育していない固有種であることから、その名前が世に知られるようになりました。
キタダケソウの現状
キタダケソウは北岳の高山帯にしか生育しない固有種であり、観賞目的の登山者により踏みつけや山野草ブームにより園芸価値が高くなったことから盗掘により、絶滅が危惧される現状が生じてきました。そこで昭和60年山梨県高山植物の保護に対する条例を定め。採集や売買を禁止しました。
生育地38,5ヘクタールを生育地等保護区にしています。
登山道以外の地区は毎年6月1日から11月10日まで立ち入ることができません。
「綺麗だよ~」お見事に咲いていました。
「たくさん花を咲かせてくださいね」
岩の土のないところにも花が咲いてね
「強いわぁ!」
花に癒されながら山頂です 「雨がやんで欲しいよ~」と願いながら歩きました
肩ノ小屋です
お水は貴重ですよね
霧で視界が悪いよ~^^;
雪の側を歩いてね
雪により、木がこんな風に倒れても頑張って新緑です
雪の上を歩くにはやはりアイゼンです、下りは滑りますよね・・・
「そりで滑ったらどうかな?」なんて思いながら歩きました
登山口に着いたのは12時ごろでした
7時間30分位かかりましたよね、下山してしばらくすると曇りから晴れでした
天候の厳しさにふれましたが、自然の素晴らしさも実感した1日でした
次回もう1回、下山の風景です。見てくださいね!